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11月19日　浅川

昨日、１１月１８日、世界の音楽シーンに悲しいニュースが走りました。
ＡＣ/ＤＣのギタリスト、マルコム・ヤングが６４歳の若さでこの世を去りました。

若かりしころのマルコム

ＡＣ/ＤＣは、日本でこそマイナーな存在ですが、１９７３年の結成から今に至るまで一線で活躍する、世界的に有名なロックバンドです。
今でも、アルバムを出せば全米だけで何百万枚も売り上げ、ツアーをすれば世界規模でスタジアムクラスが完売するほどです。
私も高校生のときからずっと好きで、いまだに一番好きなバンドかもしれません。もちろんアルバムは全部そろえています。


詳しいことはウィキペディアでも見ていただければと思いますが、ＡＣ/ＤＣのすごさがわかるエピソードをいくつか。
まず、１９８０年に発表された「ＢＡＣＫ　ＩＮ　ＢＬＡＣＫ」というアルバムは、今までに全米だけでも２５００万枚以上、全世界で約５０００万枚売り上げています。これは、マイケル・ジャクソンのスリラーなどに次いで、全世界で３位の売り上げ枚数だそうです。

名曲ぞろいの超名盤！
ちなみに、今までに発売したアルバムの全世界での売り上げ数は、２億５千枚にもなります。

また、ＡＣ/ＤＣのすごさはライブにあるといわれるほど、迫力のあるステージが有名です。特にリードギタリストのアンガス・ヤング（マルコムの弟です）は、ライブが始まって終わるまで、ほとんど立ち止まることなくステージを駆け回ってエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げています。若いころだけでなく６０歳近い今でもなので、信じられません。
２００８年から始まったワールドツアーでは、全世界で１６０公演、動員数は４９０万人以上という規模で、大盛況におわりましたが、このときは日本にもやってきました。もちろん見に行きましたよ！
この時点で、最年長のボーカリストはなんと６３歳、最年少でもアンガスの５５歳と、年齢だけでいえば熟年バンドですが、ステージが始まると年齢を感じさせないパワフルな演奏で、最初から最後まで興奮しっぱなしでした！
これが、生でマルコムを最後になってしまいましたが、、、
https://www.youtube.com/watch?v=n_GFN3a0yj0&list=RDn_GFN3a0yj0#t=64
これがそのツアーの様子です。どうです、５５歳から６３歳のバンドとは思えませんよね！
ちなみに、マルコムは左側でコーラスのとき以外はあまり動きません（笑）

ステージでは、弟のアンガスに目立つ部分はすべて任せ、裏方に徹していますが、その手から放たれる数々の名フレーズこそがＡＣ/ＤＣの肝、一度聞いたら忘れられないシンプルでかっこいいフレーズをたくさん生み出してきました。
https://www.youtube.com/watch?v=EcZ2PdU2IRg&list=RDEcZ2PdU2IRg#t=64
マルコム・フィーチャー！

そんな彼をしんみり送り出すのは似合いません！ＡＣ/ＤＣの名曲を大音量で流しながら彼の死を悼みたいと思います。きっと全世界のロックファンがそうしていることでしょう！

Ｒ．Ｉ．Ｐ．　Ｍａｌｃｏｌｍ　Ｙｏｕｎｇ！

https://www.youtube.com/watch?v=qFJFonWfBBM
厳かな鐘の音で始まるＨｅｌｌｓ　Ｂｅｌｌｓ

https://www.youtube.com/watch?v=eEf_UZVMat4
ライブの定番、Ｗｈｏｌｅ　Ｌｏｔｔａ　Ｒｏｓｉｅ！

そしてライブを締めくくるのはこれ！
https://www.youtube.com/watch?v=8fPf6L0XNvM
Ｆｏｒ　Ｔｈｏｓｅ　Ａｂｏｕｔ　Ｔｏ　Ｒｏｃｋ（Ｗｅ　Ｓａｌｕｔｅ　Ｙｏｕ）
ロックしているすべての人々へ敬礼！みたいな意味でしょうか、タイトルがいいですね！
では皆さん、ご一緒に
ＦＩＲＥ！！！